美容体重、モデル体重を目指せ! in Korea

本来の「原著」の主旨に基づいた利用であれば、

 

「健康になるため」
「太っていると身体が重いから」
「痩せない体質になったから」
「将来、糖尿病になりたくなりから」
「睡眠時無呼吸症候群、高血圧、高脂血症を治したいから」

 

という理由でBMI27以上の利用者が多いはずでした。

 

当院には、そういう目的で来院されたり、オンライン診療を受けたりする場合が多いのは、ありがたいです。

 

ただ、通常の「ダイエット」という目的であれば、「うつくしくなりたいから」、「素敵な洋服をきたいから」という目的であっても、おかしくはないわけです。

 

そういう目的の違いは、肥満を改善し標準体重になりたい、というのではなく、標準体重(通常、BMI22)から美容体重(通常、BMI20)になりたい、あるいはモデル体重(通常、BMI18)になりたい、そういう目的であることが多いと言えましょう。

 

美容体重やモデル体重にするためのデータというのは、存在していないといっていいので、エビデンス(科学的根拠)がないので、例えば、肥満が少ない韓国や日本などのアジア人では人気がない、需要がないと、販売元のノボノルディスク社は考えたようです。

 

ところが、その先入観を覆したのが「韓国でのサクセンダ騒動」でした。サクセンダが販売されたところ、美容大国の韓国では在庫がなくなるほどの大ヒット商品となりました。おそらく美容体重、モデル体重を目指す女性が殺到したのでしょう。そういう需要をみこしていなかったノボノルディスク社は社会的非難にさらされます。なぜなら、在庫不足の結果、とうとうサクセンダが「ネットで売買」された、つまり「違法転売された」からです。

 

従って、この事件以来、日本の美容外科医たちも動き出しました。日本でもヒットするのではないか。と。韓国の例をあまり非難ばかりしていても、しかたがありません。社会的ニーズがある事を、社会現象として「証明した」とも言えます。

 

それであれば日本の肥満で困っている男性、女性を問わず、「かっこよくなりたい」、「もっと綺麗になりたい」と考える人達へサクセンダを届ける仕事、つまり「美容外科の世界」に、きちんとしたデータをもつ「糖尿病専門医」が乗り込んでいくのも、悪いことではないかもしれません。

 

いわぶっちゃん始め、多くの女性達が、しきりに「美容体重になるまで頑張る」と発言するのを院長は止めません。ただしその場合、美容体重になれるかなれないかは、なるべきかそうでないかは、本人次第、自己責任となります。個人差も大ありです。

 

韓国では1999年に勃起不全治療剤の「バイアグラ」が韓国国内で紹介された時に次ぐ人気だそうで、美容分野での暴走を止める手段はありません。


韓国で皮下注射の痩せ薬が大ヒット。誤った乱用が相次ぎ社会問題に | ハーバービジネスオンライン
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